終了しました ワークショップ「思想と戦略に見るムスリム・コネクティビティ:歴史的シリア地域の事例から」(Sep. 29)

2022.08.22

カテゴリ:

班構成: B02 思想と戦略

B02「思想と戦略が織りなす信頼構築」は、ワークショップ「思想と戦略に見るムスリム・コネクティビティ:歴史的シリア地域の事例から」を開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

日時:9月29日(木)13:00–14:30

報告者:藻谷悠介(大阪大学、B02班研究員)
コメンテーター:大河原知樹(東北大学)

プログラム
13:00–13:40 藻谷悠介(大阪大学)「ムハンマド・アリー政権によるシリア統治の「戦略」:在地ムスリムおよび非ムスリムとのコネクティビティ」
13:45–14:00 コメント(大河原知樹・東北大学)
14:00–14:30 質疑・応答

使用言語:日本語
開催形態:一般公開/無料、Zoomによるオンライン開催/要事前登録

事前登録こちらのリンクよりお申し込みください

要旨
本報告では、19世紀エジプトにおける近代化改革の旗手として名高いムハンマド・アリーが、宗教・宗派の万華鏡とも言える歴史的シリア地域を統治した10年弱の期間(1832–1840)を取り上げ、近代中東において政治権力がムスリムおよび非ムスリムに対して試みたコネクティビティのあり方を考察する。先行研究においては、ムハンマド・アリー政権によるシリア統治の特徴として、在地の非ムスリムの積極的任用が強調されてきた。本報告ではこの指摘を出発点として、政治権力による任用を通じた関係構築に着目し、同政権が新たにシリアを統治するにあたって、どのような「戦略」の下に在地のムスリムおよび非ムスリムを統治体制に組み込み、利用しようとしたのかを検討する。

主催:科研費学術変革領域研究(A)「思想と戦略が織りなす信頼構築」(研究代表者:山根聡(大阪大学)課題番号:20H05828)

お問い合わせ先:藻谷悠介(motani.hmt[at]osaka-u.ac.jp)

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