終了しました 信頼学のキッチン・セッション#5(異文化接触における信頼)活動報告

2023.02.07

カテゴリ: その他

班構成: 総括班

信頼学のキッチン・セッション#5 
(異文化接触における信頼)

 

 

総括班の新企画「信頼学のキッチン」第五回目のセッションを開催いたしました。
今回は東京外国語大学AA研の嘉藤慎作さんと北海道大学の末森晴賀さんに、17世紀末〜18世紀初頭の地中海及びインド洋世界における「海賊」対応の事例についてご紹介いただき、海洋秩序をテーマに、国家間・異文化間の信頼を考えるディスカッションを行ないました。


【日時】
2023年2月3日(金)10:00-12:00


【内容】
・嘉藤慎作(東京外国語大学AA研):「信頼」の定義/17世紀後半~18世紀初頭インド洋の安全保障について
・末森晴賀(北海道大学):17世紀末〜18世紀初頭の地中海におけるオスマン朝・ヴェネツィア間の海賊対応について
・ディスカッション

 

【論点】
・内在する不確定要素の扱いと信頼構築
・認識の異なる両者のあいだをつなぐ「賭け」の要素
・「平等」「不平等」の認識のない時代における関係構築
・秩序維持の責任の放棄による信頼の喪失
・地中海・インド洋の時代的共通点、地域的差異
・分断を乗り越える戦略知としての海洋秩序

 

【参加者】
相磯 尚子(慶應義塾大学)
荒井悠太(京都大学)
臼杵 悠(東京外国語大学AA研)
太田 絵里奈(東京外国語大学AA研)
嘉藤 慎作(東京外国語大学AA研)
佐藤 将(東京外国語大学AA研)
末森 晴賀(北海道大学)
高橋 信哉(東京外国語大学)

 

【主催】
科研費学術変革領域研究(A)
「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造」総括班
(研究代表者:黒木英充(ILCAA)課題番号:20H05823)


【お問い合わせ先】(参加を希望される方はご一報ください)
太田絵里奈 e.otatsukada[at]aa.tufs.ac.jp

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