終了しました フィールドサイエンス・コロキアム「歴史ビッグデータ研究の現在と未来」(Jan.22)
2020.1.22
カテゴリ: その他
これまで、歴史学では、人(歴史学者)が史料をよみ、そこから得られる情報をもとに分析を加えてきました。それらの情報をデータとして「機械」に読み込ませ、ビッグデータ的に分析したら、導き出される結論は人間の導き出す結論と同じなのか? 人が導き出す情報と、機械が導き出す情報はどのように異なるのか? さらには、機械は、どのような「再発見」を人間にもたらしてくれるのか? 人文学オープンデータ共同利用センターでは、まさにこの問いに挑むべく、「歴史ビッグデータ」プロジェクトを展開してきました。今回のFSコロキアムでは、そのプロジェクトの成果を、情報学、人文学、自然科学とそれぞれ異なるバックグラウンドを持つ3名の報告者が報告してくださいます。今後ますます期待される人文情報学の先駆的な研究報告を聞く貴重な機会でもありますので、是非ともご参加ください。
プログラム
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- 日時 2021年1月22日(金)15:00-17:10
- 開催形態 オンライン会議(Zoom)
※1月18日(月)正午までに事前登録をお願いいたします。登録はこちら。
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- 15:00 開始・趣旨説明・Zoom操作にかんする説明
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- 15:10 発表1:北本 朝展
- (ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター/国立情報学研究所)
- 「歴史ビッグデータ:過去の記録の構造化に基づくデータ駆動型人文学研究」
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- 15:40 発表2:西村 陽子(東洋大学)
- 「シルクロード遺跡の再発見:東洋文庫アーカイブと遺跡データベースの構築」
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- 16:10 発表3:加納 靖之(東京大学地震研究所)
- 「みんなで翻刻と歴史地震研究」
- 16:40-17:10 ディスカッション
- 共催
- アジア・アフリカ言語文化研究所フィールドサイエンス研究企画センター(FSC)
- ROIS-DS 人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)
- 科研費学術変革領域研究(A) 「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造」(20A104, 代表: 黒木英充)計画研究「デジタルヒューマニティーズ的手法によるコネクティビティ分析」(20H05830, 代表: 熊倉和歌子)