終了しました 活動記録 A02「知の変換」班 2020年度第1回研究会(Dec.28)

2020.12.28

カテゴリ: ワークショップ

班構成: A02 知の変換

A02「知の変換」班は、2020年12月28日、初年度第1回研究会を開催します。

 

プログラム

  • 1. 野田仁(AA研所員)研究班の趣旨説明
  • 2. 野田仁(AA研所員)「「接続点」としてのイリ:エスニシティ,貿易,司法」
  • 3. 総合討論
  • 4. 研究打ち合わせ(科研関係者のみ,非公開)

 

  • 使用言語:日本語
  • 参加費:無料
  • 要事前申込

 

※Zoonによるオンライン開催のため、参加ご希望の方は野田(nodajin[at]aa.tufs.ac.jp)までご連絡ください。([at]を@に置き換えてください)

 

共催:AA研,科研費学術変革領域研究 (A)「イスラームの知の変換」(研究代表者:野田仁(AA研所員)課題番号:20H05825)

 

活動記録

A02班の初回の研究会として、研究代表者の野田より、プロジェクト全体の概要に続き、研究班のコンセプトに即して中国新疆ウイグル自治区の北部に位置するイリ地方の事例を報告した。具体的には、とくに東方の中国との関係性を念頭に、1.多様なエスニシティ構成の中で言語、とりわけリンガフランカとなって いたテュルク語の果たした役割(例として近代新疆のにおけるカザフ知識人であるアクトの著作の検討)、2.多民族社会のための混交的裁判と多元的法制度、3.ロシア・中国・中央アジアをつなぐ貿易の拠点としての役割を紹介し、この地域が全体として「接続点」として果たしていた機能を提示した。その後の総合 討論に続いて、研究班のメンバーによる初回の打ち合わせも行い今後の活動予定について検討した(参加者12名、野田記)。

その他のお知らせ

PAGETOP