終了しました 信頼学のキッチン・セッション#4(「開発主義」と信頼)活動報告
2022.12.23
カテゴリ: その他
班構成: 総括班
信頼学のキッチン・セッション#4
(「開発主義」と信頼)
総括班の新企画「信頼学のキッチン」第四回目のセッションを開催いたしました。
今回は東京外国語大学大学院の高橋信哉さんに、現代における各国の「開発主義」を論じた研究書をご紹介いただきました。
それをもとに、開発や経済の観点から国家に対する信頼を考えるディスカッションを行ないました。
【日時】
2022年12月20日(火)10:00-12:00
【内容】
・書籍紹介
高橋信哉(東京外国語大学総合国際学研究科)
Graham Harrison, Developmentalism: The Normative and Transformative Within Capitalism
(Critical Frontiers of Theory, Research, and Policy in International Development Studies)
Oxford University Press, 2020.
https://academic.oup.com/book/36598
・ディスカッション
【論点】
・資本主義化に対する国家の必要性(著者の主張)
・資本主義化の過程における、略奪、暴力
・統治に正当性・正統性を付与するのは何か
・「開発主義」の成功モデルとは
・政治学、経済史、開発経済学それぞれの視点から「国家」を問い直す
【参加者】
荒井悠太(京都大学)
臼杵 悠(東京外国語大学AA研)
太田 絵里奈(東京外国語大学AA研)
奥田弦希(東京大学)
嘉藤 慎作(東京外国語大学AA研)
高橋 信哉(東京外国語大学)
出川 英里(千葉大学)
【主催】
科研費学術変革領域研究(A)
「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造」総括班
(研究代表者:黒木英充(ILCAA)課題番号:20H05823)
【お問い合わせ先】(参加を希望される方はご一報ください)
太田絵里奈 e.otatsukada[at]aa.tufs.ac.jp